2013-01-06

墓の下女学園シリーズ 276/函館編<五稜郭>3.

墓の下女学園シリーズ 再開

気が乗らない時はダメ、また多忙の時も



「寝子、わかったでしょ、兄ちゃんはね、”土方歳三”!ひじがたとしぞ~~、テレビで新選組知ってんでしょ? 優等生なんだから! まあ、会津で本物と、成り代わったんだけどね~、人間だったら200年近く生きてるわけないでしょうが!」
亀姫を除く一同唖然とする.....。

「ええ?! そういえば似てると思った...」

と琴美。

「葵、そう露骨に言うな」
「歳三、良いではないか、この者共は、口外せん」
と亀姫。
「はは~、姫様ご機嫌麗しゅう」
膝まづき、頭を床に...。
「おいおい、わらわはお忍びじゃ、かの光圀公の様にの~~、ほほほほほ」
寝子が乗り出す。
「どうゆうことなの?」
亀姫、「雪三、いや、歳三、会津からのこと、教えてやれ」
「はは..」





”土方歳三?”と名乗る葵の兄は語った。

元の名は”雪三”、雪女である母、お雪の死後、”敵を取りたいと、侍になりたい、強くなりたい”
と、家を出た
そして西暦1868年10月。 
名を上げようと会津藩の一兵士として加わっていた。
そしてある日の晩、歩哨に立っていた雪三は突如短い悲鳴を聞いた。
仲間は気がつかないが、そこは半妖怪の彼、異変に気づいて
「なんか聞こえた、ちょっと見てくる」
と言って、その場もう1人と向かった。
彼には血の臭が感じられた。
「敵か?」
と、そこに横たわっていたのは、味方の指揮官で有った。
首から血を流して倒れていた。

”キ~~”

と、その瞬間、上から何者かが飛び降り、仲間を襲った。

「うわーーー」

その黒い何者かは、仲間の首に噛み付いている。

「なんだ!お前は!!??」

雪三は剣を抜いた。

その人でないものは、仲間の首を引きちぎると、彼に振り向き癖のある言葉を発した。

「次はお前だ....」

月明かりに何者かの姿が浮かびあがった。

しかし青白い顔、その口からは血に染まった鋭い牙が。

「紅毛!!??いや、妖怪変化!!」

その妖が再び宙に舞った、雪三に襲いかかる!

そして血が滴り落ちた....が、その血は妖の腕からであった。
常人には考えられない速度の剣さばきである。
そして雪三の瞳も青く光り出す。

「ギギギ、おのれ...貴様も人間ではない、魔じゃな...」
「貴様、何者じゃ! 」
「この島国をいまにわしのものにしてやる....」

と言って飛び去った。

雪三は仲間を抱き起こした。
すでに死んでいた。 また指揮官を抱きかかえるとを見ると、
息も絶え絶えだが、一言名を名乗った。
”土方歳三”
と!

元々夜目の効く雪三、歳三の顔をよくよく見ると、自分と瓜二つと気づいた。
世の中には自分とよく似た人が3人はいるというが、体格も
これほど似ていることはまずない。
名前も似てるし...

ふと、雪三は思った。

”侍になりたい!手段は選ばない!”

ということで、彼のとった行動は....。

----------------
そして彼は成り代わったのである。

その後函館まで行くの
であるが、周囲から
”なんか変わったな?”
と言う声も時折耳にするが、”疲れ気味かな”と笑って、ごまかしておいた。

そして五稜郭。

ある日の晩、従卒の少年兵から、最近、血を抜かれて死んでいる娘がいるいう話を聞かされた。
雪三いや、歳三は、会津の晩の西洋のあやかしに間違いないと確信した。
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おはようございます。西洋あやかしと言うとまた一派の差し金でしょうか・・・
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yukikazetanyo

Author:yukikazetanyo
はっきり言って、へんな妖怪多数出てきます、
”ラブラブ”ではありません。

二次創作作画&SS,旅行,その他気まぐれサイトです。
原作,アニメ,出版社,企業等とは無関係です。

出てくる人物(妖怪?)は、数回登場すると原作などから
かけ離れた性格、能力となります。
また人脈、人間関係、家族構成、恋愛関係(妖怪だけど)も
かけ離れてきています。

しまいには、キタネコと離れた漫画、アニメがコラボというか
混入します。

*何かレス頂ければ、大変ありがたく存じます。
可能な範囲内でリクエスト受けます。

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