2012-09-29

墓の下女学園シリーズ 275/イタコ

元変身人間、現猫族妖怪(?/本人はまだ人間だと思っているが)”琴美”の定期検診が終わった後一行は、翌朝、関東へ戻る予定であったが.......。

ふと亀姫が,

「恐山といえば、”イタコ”が有名じゃのう、死んだ親族の霊を呼び寄せて語るという....」

と口にした。

「なら、亀ちゃんのご先祖様呼んだら? 埋蔵金がどこかに....(小判ザクザク、きききき~)」
と、猫娘が笑顔になる。

「そんなのわるわきゃないじゃろ、代々火の車じゃ!まったく”猫に小判”とは良くいうわ」

”それ別の意味なのに.....大体だれよ、年貢米腹に入れてるの...

寝子が葵に向いて、

「あ、葵ちゃんのお母さんは? 」


「え? 母ちゃん?」

葵は考え込む。

母”お雪”のことである。


********
翌日、イタコのところへ行く一行。

「あ、人間の霊魂は呼べるけど、妖怪はどうなのかしらね?」
「そうよね、純粋種の雪女って???」
「だから妖怪専門のイタコを紹介してもらったんじゃろうが」

他の者は実は興味半分。

.........

イタコの前へ座る葵。

「母ごの、名前、亡くなった年、日を申せ」

「え~と、”お雪”、嘉永 3(1850)12月20日、あん糞ババアと糞雪入道に....」
「糞は余計じゃ!」

寝子も睨みつける。

イタコは何やら念じる、しばらくすると....

「これ、葵」
「え、ホント母ちゃん?!」
「そうじゃ、雪じゃ。 大きゅうなったのう。 ちゃんと勉強しとるか? まさか酒くらって馬鹿なことしておるんじゃなかろうな?」

「いや~なんとか」

後ろの一行は笑いをこらえるのに必死。

”ヒソヒソヒソ、絶対、本物よ”

「この前な、ゆきぞう...いや、”としぞう”が蝦夷地から、きおってな、お前のことも言っておった」
「え?兄ちゃんが?」

”ヒソヒソ、確か、人間に紛れて商売していて、学費出しているっている一番上の...”

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時間となり、母の霊は去った。






















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テーマ : 自作イラスト(二次創作)
ジャンル : アニメ・コミック

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yukikazetanyo

Author:yukikazetanyo
はっきり言って、へんな妖怪多数出てきます、
”ラブラブ”ではありません。

二次創作作画&SS,旅行,その他気まぐれサイトです。
原作,アニメ,出版社,企業等とは無関係です。

出てくる人物(妖怪?)は、数回登場すると原作などから
かけ離れた性格、能力となります。
また人脈、人間関係、家族構成、恋愛関係(妖怪だけど)も
かけ離れてきています。

しまいには、キタネコと離れた漫画、アニメがコラボというか
混入します。

*何かレス頂ければ、大変ありがたく存じます。
可能な範囲内でリクエスト受けます。

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